=== 十八盛酒造訪問記 ===

お取引が始まりました、岡山県倉敷市児島の「十八盛酒造」さんへ
ご挨拶を兼ねて蔵訪問に行って来ましたのでご案内致します!!

私のお店から高速に乗って約1時間10分

道中、いろいろ聞きたいことを考えて、わくわくしながら向かったらアッという間に到着しました(*^。^*)

十八盛酒造さんは、天明五年(1785 年)創業の、讃岐の金比羅さんと並び両参りの参詣客で賑わいをみせた由加山の参道口にある蔵です。

以来二百余年にわたり酒造りの伝統を守り続けています。
 

江戸時代からの建物です!

めちゃくちゃ雰囲気ありますね!!

すぐに、8代目の石合社長自らがご対応していただき、しばしお話を・・・

もともと某大手電気会社で技術者として勤めていたとのことや、蔵に帰ってきてからは杜氏さんがご高齢に伴い引退することがきっかけで、自らが製造責任者(杜氏)として酒造りを始められたこと、限定流通ブランド「多賀治」を立ち上げた経緯など、その他、私からの質問にも丁寧にお答えしていただきました。

しばらくお話をした後、蔵の中へ案内いただきました。

まず初めに、原料の米を精米する「精米機」です!!

様々な精米歩合での磨きは、自社にあるこの精米機で・・・!!

すごい!!

なかなか精米機置いて無いですよ〜!!
 

ちょうど蔵の中では、お米の洗米と浸漬(吸水)の作業中(手作業での限定吸水)

↑ お米をウッドソンの洗米機で綺麗に糠を落としていきます!!
 

その後、浸漬です!!

米の状態を見ながら、秒単位で吸水していきます!

続いて、甑です!!

↑左にある機械のタンクから蒸気をつくり、右の甑に蒸気を送り込んでお米を蒸します。

蒸したお米をこちらの放冷器で米を冷まします ↓

2階へ上がると、麹室です!

      ↓

↓ 床(とこ)です。

こちらで蒸米を広げ、麹をかけます。


 

↓ 箱麴(15キロ盛り)で麹菌を繁殖させます。


 

こちらが酒母です ↓


 

こちらの酒母の香りを嗅ぎましたが、まだまだ醗酵途中のため香りが穏やかでした。


 

↓ こちらが発酵タンクです!



仕込み総米1000キロ仕込みの小規模造りでした!!

↓ こちらは雄町の7号酵母で仕込んだもろみ!!

バナナのような甘〜い香りが・・・た・ま・り・ま・せ・ん(#^.^#)



 


 

搾りは、ヤブタ式圧搾機で丁寧に搾ります。

一通り蔵の中を見学させて頂いたとき、石合社長より、「屋上行ってみますか〜」とのお誘いが・・・

ここからは穏やかできれいな瀬戸内海の海・・・島々が一望できます!!


私のお店も高松の海から近い場所にあるため、小さいころから高松側から岡山方面をよく眺めていました!

逆から見る景色も最高ですね!!

石合社長も、同じ瀬戸内海を見て育ったのだなぁと思うと、不思議な縁を感じました!!

仕込みでお忙しいところ、長時間滞在させていただき、熱い思いを共有させていただき、感謝の気持ちでいっぱいになりました!!

石合社長、従業員の皆様、本当に本当にありがとうございました。

最後に、石合社長を☆パシャリ☆




 

十八盛酒造のお酒のご案内はこちらから

      ↓ ↓
ワタナベ酒店ホームページ(十八盛酒造)

 

ページトップへ